神代植物公園バラフェス

神代植物園のバラフェスに行ってきました。大人は入園料500円。入り口を入って右方向、バラ園に直行します。

と、その前に満開のダリア園が。大きいものでは子供の顔ほどの花を咲かせるダリア。色も形も個性に溢れており、これはバラ並みにハマるジャンルかもしれません。花がらも寄せ集まると綺麗なものです。ほんの少しだけ寄るつもりが、気づいたら30分経とうとしていました。

本命のバラ園が見えてくると、左手に売店が並びます。バラの苗から、バラのグッズまで、うっかり財布の紐が緩んでしまいそうになりながら、いざバラの園へ。

まず、マリアカラス。日光とiPhoneだけでこの発色。名前負けしない個性が光っていました。まさにバラ界のプリマドンナ

芳純。今年、バラに興味を持ってから初めて鈴木氏の物語を読み、いちばん会ってみたかったバラです。爽やかで、軽やかな香りです。このあと何巡かして、通りかかる度に匂いをかぎましたが、飽きのこない、嗅ぐたびに清らかな気持ちになる香りです。

テキーラ。明るく濃いオレンジレッドでした。ラテンの陽気さに溢れています。

ちょっと休憩。ボサノバの野外コンサートを聴きながらのバラのソフトクリーム。バラ園の左に出たところの軽食売店で購入。こちらの名物だそうです。甘いバラの香りがたまりません。はためくノボリから察するにスジャータ製のようでした。すこし持ち歩いたので溶けかかっています。これはおいしくて二回買ってしまいました。ステージ脇のバラのデザート&バラのドリンク売店のほうが巻き方が上手かったかな。

バラ園には、半日いても飽きなさそうなほどのバラが咲き誇っていました。これまで図鑑やネット上の写真を見てきて、青いバラにはあまり惹かれなかったのですが、生のブルーバユーを見てウットリしました。ブルームーンも濃厚で良い香りです。人もバラも、会ってみて初めて魅力がわかるのかもしれません。

正門に戻り、今度は門の反対側の売店へ。苗木が売られていました。奥にも園芸ショップがあり、バラの大苗は、だいたい2000円から3000円台です。開花したスヴニールドゥアンネフランクが手招きしている気がしたのですが、財布の紐を締めて、カフェへ行くことにしました。

カフェの名は神代グリーンサロン。セルフサービスで、ドリンク、デザートから食事がいただけます。

バラシフォンケーキバラのコーヒーを注文しました。

こ、これは…とプチ海原雄山になりつつ。かなり美味しいです!バラシフォンケーキは、フランス・パリで修行されたパティシエプロデュースとのこと。たっぷりのバラクリームに、ふわふわの紅茶シフォンの組み合わせは鉄板です。コクのあるバラのコーヒーとよく合いました。バラのカップ&ソーサーもステキです。

おみやげはバラのチョコレートパピヨとバラの羊羹。どちらも安っぽくなく美味です。

園芸ショップで300円のミニバラ、チュチュを買って帰りました。帰宅して調べたら、チュチュオプティマというんですね。一回り大きい鉢に植え替えました。